肉割れが膝や膝裏にできるのはなぜ?原因や目立ちにくくする方法を解説

「気づいたら膝のあたりに白っぽい線が…」
「ピリピリとした違和感がある」
このような悩みはありませんか?
肉割れといえばお腹や太ももを思い浮かべがちですが、実は膝や膝裏も肉割れができやすい部位の1つです。
特によく曲げ伸ばしをする膝は、皮膚への摩擦や伸び縮みの負荷がかかりやすいため、気づかないうちに肉割れができることがあります。
本記事では、膝まわりの肉割れが気になる方へ向けて、原因からセルフケア、治療法、予防法などについて詳しく解説します。
「膝の肉割れをどうにかしたい方へ」
赤い段階ではセルフケアが効果的ですが、すでに白くなってしまった膝の肉割れには、肌表面の凹凸カバーに特化した「ヴェルスカー」が有効です。

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肉割れは膝にできやすい


膝の肉割れは、白く光るような線状の痕が目立ちやすく、短パンやスカートをためらってしまう方も少なくありません。
なお、膝の肉割れは女性だけでなく男性にも見られます。
ここでは、膝にできる肉割れの特徴について、部位別に解説します。
膝の裏側
膝の裏は関節の動きによって皮膚が頻繁に引っ張られるため、皮膚への負荷が大きく、肉割れが生じやすくなります。
肉割れ線は膝裏だけでなく、ふくらはぎから膝裏、太ももの裏まで繋がっている方もいます。



膝裏の肉割れは自分では見えにくい反面、服装や動作によって他人の目に触れやすいので、気になりやすい部位です。
膝裏と繋がりやすいふくらはぎの肉割れについては、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:ふくらはぎの肉割れを消すことはできる?5つの発生原因と改善方法
膝の表側(膝上と膝横)
膝の表側にあたる膝まわりは、乾燥しやすく、肌の柔軟性が低下しがちな部位です。
膝上は太ももに近いため、皮下脂肪や筋肉の変化によって皮膚が引っ張られ、肉割れが生じやすくなります。
また、膝横は脚の形や歩き方の癖が影響し、左右で肉割れの出方に違いが出ることもあります。
膝の肉割れの原因


膝の肉割れは、急激な体の変化や日常的な動作の積み重ねによって生じることがあります。
特に下記のような要因が、膝の肉割れを引き起こす原因として考えられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
成長期に身長が急激に伸びる
成長期に身長が急激に伸びると、骨や筋肉の発達に皮膚の伸びが追いつかず、膝などの関節まわりに肉割れができやすくなります。
特に膝は成長によって皮膚が大きく引き伸ばされるため、ひび割れのような線が生じることがあります。
成長期の身体の変化でできた肉割れは、最終的に白っぽい線として残ります。
大人になっても消えることはないため、見た目に悩む方も少なくありません。
急激な体重の増減
体重が急激に増えると、皮膚が一気に引き伸ばされて真皮層が裂けやすくなり、膝まわりにも肉割れが生じることがあります。
膝は皮膚の伸縮が頻繁に起こる部位のため、変化の影響を受けやすいのが特徴です。
また、急激に体重が減少した場合でも、太っていたときに生じた肉割れが表面化して目立つことがあります。
体重は急激に増えても減っても肉割れの原因となるため、急激な体重の変化はできるだけ避けることが望ましいでしょう。
痩せたらなぜ肉割れができるかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:痩せたら肉割れができるのはなぜ?原因とダイエットのポイント
歩き方の癖
普段の歩き方の癖も、膝まわりに肉割れができる原因です。
特にヒールを履く習慣がある方は足指で地面をしっかり踏み込めず、体重がかかと側に偏りやすくなります。
このような歩行のバランスが崩れることで、ふくらはぎや膝裏、膝の横側など特定の部位に負担が集中し、皮膚が繰り返し引っ張られて真皮層が損傷し、肉割れが発生します。
膝に肉割れができたときの対処法


膝に肉割れができた場合、早期のケアが重要です。
以下のような対処法を実践することで、症状の進行を抑えることができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
赤い肉割れは保湿をする
肉割れは発生直後、赤紫色やピンク色の線状の跡として現れ、ヒリヒリとした刺激やかゆみを伴うこともあります。
これは、皮膚内部で炎症が起きているためです。
初期段階では、適切な保湿ケアを行うことで、症状を軽減し、目立たなくする可能性が期待できます。
特に、保湿力の高いオイル系クリームは、乾燥の予防と肌の再生サポートの両面で効果的です。
保湿剤は、次のような成分が含まれているものを選びましょう。
- レジストリル:肉割れに対する有効性が示されており、2~4%以上の濃度を目安に選ぶと効果的とされています。
- レチノール:肌のターンオーバーを促進し、コラーゲンの生成をサポートします。
- ヘパリン類似物質:血行促進や保湿作用があり、皮膚の修復に寄与します。





赤い肉割れに塗るクリームは、ご自身の肌の状態にあった保湿力の高いものを選びましょう。
肉割れが白い状態になると保湿ケアでは改善が期待できないため、初期の肉割れを見つけたらすぐに保湿ケアを始めましょう。
赤い肉割れの対処法については、こちらの記事も参考にしてください。
膝に圧がかからないようにする
膝にできた肉割れを悪化させないためには、日常生活で膝に強すぎる圧力がかからないよう注意が必要です。
膝への圧力は、血流の低下によって皮膚の新陳代謝を妨げます。
また、摩擦は皮膚の柔軟性が失われる原因になります。
白くなった膝の肉割れは、瘢痕化(はんこんか)しており、自然に改善する見込みはほとんどありません。



瘢痕化(はんこんか)とは、ケガなどのあとが完全に元通りにならず、皮膚の奥に硬く白っぽい跡として残る状態のことです。
白い肉割れへの進行を抑えるために、以下のような行動を控えましょう。
- 長時間の正座
- 深く膝を曲げるしゃがみ込み動作
- 膝を強く擦るような姿勢
- 高頻度の膝立ち姿勢や負荷の大きい運動
少しの工夫が膝の肉割れの悪化を防ぐことにつながります。
膝の肉割れの予防方法


膝の肉割れは、日頃のちょっとした心がけで予防が期待できます。
以下のような対策を意識してみましょう。
体重管理を意識する
急激な体重の増加や減少は、皮膚に過度な負担をかけ、肉割れを引き起こす大きな要因となります。
特に短期間での体型変化は、皮膚の伸縮が追いつかず、真皮層に亀裂を生じさせる恐れがあります。
そのため、バランスの取れた食事や適度な運動を心がけ、体重の変化を緩やかに保つことが重要です。
体重管理を継続することで、膝まわりの皮膚に過剰な負担がかかるのを防ぐことができます。
保湿する
乾燥は皮膚の弾力性を損なわせ、肉割れのリスクを高める原因となります。
特に膝は動きが多く、皮膚が擦れやすいため、保湿は重要な予防策です。
入浴後や運動後など、乾燥しやすいタイミングを狙って保湿クリームやオイルを塗ると効果的です。
皮膚の深部(真皮)の柔軟性を保つためにも、保湿は毎日のルーティンとして習慣化しましょう。
肌の弾力維持に必要な栄養を摂る
皮膚の健康を内側から支えるには、栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
たんぱく質(アミノ酸)はコラーゲンの材料となるほか、ビタミンA・C・E・B群はコラーゲン生成や皮膚の代謝に関わります。
鶏レバー、魚、卵、緑黄色野菜、果物などを積極的に取り入れ、日常の食事から皮膚の健康維持に必要な栄養をしっかりと補いましょう。
十分かつ良質な睡眠をとる
肉割れの予防では、睡眠による皮膚の回復機能の維持が重要です。
睡眠中には皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が活発になり、コラーゲンが作られやすくなります。
一方で、睡眠不足が長く続くと、皮膚の回復機能が十分に働かず、皮膚の弾力が低下して肉割れが生じやすくなる可能性があります。
厚生労働省が2023年に発表した「健康づくりのための睡眠ガイド」によれば、成人にとって適正な睡眠時間はおおよそ6〜8時間とされています。
ただし、必要な睡眠時間には個人差があるため、7〜9時間を目安に、日中に眠気を感じない範囲で自身に合った時間を確保することが推奨されています。
また、睡眠の「質」も重要です。
寝具の硬さや室温、照明などの環境を整えるほか、入眠前にスマートフォンの使用を控え、リラックスできる時間を設けると、より深く安定した眠りにつながります。
膝の肉割れは治療することができる


膝にできた肉割れは、自然に完全に消えることは難しいとされますが、状態に応じた適切な治療を行うことで、目立たなくすることはできます。
特に膝は目につきやすい場所で、なかでも膝裏の肉割れは自分では見えにくい一方で、座った時や歩く時に他人の目に触れやすいため、気にされる方が多い部位です。
タイツやズボンなどで「膝裏の肉割れを隠す」ことはできますが、それでは根本的な解決にはなりません。
肉割れの見た目を改善する代表的な治療法には、皮膚再生を促す「フラクショナルレーザー」、スポット呼ばれる約1㎝の範囲に刺激を与える「ダーマペン」、微細な傷と有効成分の注入で真皮の再構築を促す「ヴェルスカー」などがあり、それぞれアプローチや効果の現れ方が異なります。



膝の肉割れが気になる方は、隠すのではなく、前向きに治療を考えてみましょう。
肉割れの色(赤い・白い)や深さ、期間などによって、選択すべき治療法も異なります。
詳しい治療法については、こちらの記事をご覧ください。
関連記事:肉割れの治し方!8つの治療法とそれぞれの特徴を詳しく解説
膝の肉割れを目立ちにくくするなら「ヴェルスカー」


ヴェルスカーは、アメリカで一般的に行われている肉割れ治療を日本人向けに改良したもので、肉割れや妊娠線、傷跡、白斑などの症状を「ヴェールをかけたように」目立たなくすることを目的とした施術です。
専用機器を使用し、患部に極小の傷を多数つけることで肌が自分で回復する力を引き出し、硬くなったコラーゲンを整えることや皮膚の厚みの再生を図ります。
その結果、凹凸や白さの改善が期待できます。
また、施術効果は※半永久的です。
なお、膝は他の部位に比べてダウンタイムが長めで、色素沈着が落ち着くまで3ヶ月〜半年ほど必要なことがあります。
早めの治療開始が、よりよい結果につながります。
※ただし、新たな肉割れが生じる可能性はあります。
ヴェルスカー治療については、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
センタムメディカルの公式LINEでは、肉割れに関する相談や無料カウンセリングのご予約も受け付けています。



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まとめ
膝の肉割れは、関節の動きや皮膚への負荷が重なりやすい場所にできるため、見た目にも気になりやすく、多くの方が悩みを抱える部位です。
- 膝は肉割れが生じやすい部位の一つで、裏側・膝上・膝横にできやすい
- 主な原因は、成長期の急激な身長変化・体重増減・歩き方のクセなど
- 初期の赤い肉割れは、保湿や圧迫回避などのセルフケアが有効
- 白くなった肉割れは自然治癒が難しく、美容医療の検討が必要
- 治療法にはダーマペンやレーザーのほか、日本人向けに開発されたヴェルスカーもある
- 特に膝はダウンタイムが長くなりやすいため、早めの対応が重要
「ヴェルスカー」は、白くなった肉割れに対して肌の凹凸や色ムラを目立たなくすることを目的とした治療です。
肉割れに関しては、CENTUM MEDICALの公式LINEまでお気軽にご相談ください。
白くなった膝の肉割れには、美容医療という選択肢も
赤い段階なら保湿やセルフケアでの対応が期待できますが、時間が経って白くなった膝の肉割れは、瘢痕化が進んでいるためセルフケアでは改善が難しくなります。
センタムメディカルで導入している「ヴェルスカー」は、白くなった膝の肉割れに対し、肌の再生力を引き出すことで、徐々に凹凸や色ムラを整え、膝の目立つ線をなめらかに仕上げることを目指す治療です。



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