- 「気づいたらふくらはぎに白い線が…」
- 「いつの間にか皮膚が裂けたような跡ができていた」
このように鏡や脚を見て戸惑った経験はありませんか？
肉割れは、お腹やお尻だけでなく、ふくらはぎにできることも少なくありません。
筋トレやヒールを履く習慣、体重の変化、成長期などがきっかけとなって、ふくらはぎに現れることもあります。
本記事では「ふくらはぎの肉割れにお悩みの方へ」その原因からセルフケア方法、対処法まで詳しく解説します。
「ふくらはぎの肉割れ」が気になっている方へ。
肉割れを目立たなくすることに特化した治療「ヴェルスカー」なら、まるでヴェールをかけたように肌の凹凸や色ムラを自然にカバーできます。
かねりこ公式LINEでは「肉割れ」の疑問や質問にも回答中です。
ぜひお気軽にご登録してみてください。
＼クーポン配布中／
ふくらはぎに肉割れができる原因
肉割れは、皮膚の深層にある「真皮層」が裂けることで生じる線状の痕跡です。
皮膚が急激に引き伸ばされると、真皮内に存在するコラーゲンやエラスチンといった弾力を保つ線維が断裂します。
この損傷が表皮越しにも確認できるようになることで、「肉割れ」として現れるのです。
上記を踏まえて、ふくらはぎに肉割れができる主な原因は下記のとおりです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
歩き方の問題
ふくらはぎに肉割れができる原因の1つに、歩き方のクセがあります。
たとえば、ヒールやパンプスを履くことが多い方は、足の指先が地面につかない「浮き指」の状態で歩いているケースが少なくありません。
このような歩行は、足裏全体を使ったバランスのよい体重移動ができず、外側や内側のどちらかに重心が偏ってしまいます。
重心が崩れたままの歩行が続くと、ふくらはぎの特定の筋肉だけに負担がかかり、筋肉の発達に偏りが生じます。
その結果、ふくらはぎの皮膚が引き伸ばされ、肉割れにつながるのです。
思春期の急激な成長
思春期は、身長や筋肉が急速に成長する「成長期」にあたるため、皮膚の伸びがその変化に追いつかず、肉割れが起こりやすくなります。
男子は13歳ごろ、女子は11歳ごろに身長の伸びがピークを迎えるとされています。
このような急激な成長スピードに対し、皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの生成が間に合わないことで、真皮層に亀裂が生じ、肉割れが発生するのです。
特にふくらはぎは、日常的に筋肉の使用頻度が高く、成長とともに筋肉が発達しやすいため、思春期の肉割れが目立ちやすい部位です。
急激な体重の変化
急な体重の増加や減少は、皮膚に大きな負担をかける要因です。
体が短期間で大きくなると、皮膚がその変化に追いつかず、真皮が裂けてしまうことがあります。
特にふくらはぎは脂肪がつきやすい部位のため、体重の変化の影響を受けやすく、肉割れが生じやすいのです。
肉割れは痩せてもできることがあります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事：痩せたのに肉割れができるのはなぜ？原因と肉割れができにくいダイエットのコツ
筋肉量の急激な増減
筋トレなどで筋肉が急激に発達すると、皮膚がその成長に対応しきれず、真皮が裂けて肉割れが生じることがあります。
ふくらはぎには「ヒラメ筋」と呼ばれる大きな筋肉があり、日常生活において負荷がかかりやすい部位です。
筋トレだけでなく、ヒールのある靴をよく履くためにふくらはぎに力が入ることが要因となる場合もあります。
また、男性にも筋肉量の急激な増減による肉割れが起こります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事：肉割れは男性にもできる！よくある原因と起こりやすい部位・治し方を解説
乾燥による皮膚の弾力低下
皮膚のハリや柔軟性を保つうえで重要な役割を果たしているのが、真皮に存在する「線維芽細胞」です。
この細胞は、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった弾力を支える成分を生み出しています。
しかし、加齢や紫外線、乾燥などの影響を受けると、線維芽細胞の数が減少し、肌の弾力を維持する力が低下します。
その結果、わずかな体型の変化でも皮膚が引き伸ばされたときに真皮が裂けやすくなり、肉割れの原因となるのです。
ふくらはぎの肉割れの経過
ふくらはぎにできた肉割れは、時間の経過とともに見た目や性質が変化していきます。
ふくらはぎの肉割れの経過について詳しく見ていきましょう。
最初は赤い・薄紫になる
初期の肉割れでは、赤色や薄紫色の線がふくらはぎに現れます。
これは、真皮が裂けた部分から血管が透けて見えている状態です。
凸凹は目立ちませんが、痒みが起きやすい時期です。
この段階で保湿などのケアを行えば、ある程度目立たなくなる可能性があります。
赤い肉割れの治し方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
関連記事：赤い肉割れの治し方は？赤いうちに対処すべき理由・ケア方法
次第に白くなる
肉割れは、時間が経過すると赤みが徐々に引き、下の画像のように白く光る線へと変化します。
傷が治癒に向かって安定すると、皮膚の真皮層ではコラーゲンが白く固まり、瘢痕（はんこん）化した状態になります。
皮膚の特徴は、見た目に凹みが生じ、触れるとわずかな溝を感じるようになることです。
白い肉割れが気になっている方は、こちらの記事もご覧ください。
関連記事：白い肉割れを目立たなくする方法と増やさないケア方法
ふくらはぎの肉割れは消せる？
ふくらはぎに一度できてしまった肉割れは、皮膚の構造そのものが変化しているため、自然に治ることは期待できないでしょう。
特に、白い肉割れになった場合、現在の医療では元に戻すことはできません。
しかし、赤みのある初期段階の肉割れであれば、保湿をしっかり行い、摩擦や圧迫を避けることで目立ちにくくなる可能性があります。
ふくらはぎの肉割れを薄くするセルフケア
ふくらはぎにできた肉割れは、初期段階であればセルフケアによって目立ちにくくできます。
セルフケアのポイントは、刺激を避けつつ保湿することです。
以下3つのポイントを意識してセルフケアを行いましょう。
なお、肉割れにはマッサージが効果的といわれていますが、予防にはなるものの改善は期待できません。
さわらず伸ばさずに保湿する
肉割れがまだ赤く新しい時期には、肌の再生力が働いているため、毎日の保湿ケアが効果的です。
ただし、マッサージのように皮膚を強くこすったり引っ張ったりする行為は控えましょう。
肉割れのセルフケアには、ターンオーバーを促す成分や炎症を抑える成分を含むクリームが適しています。
摩擦を避ける
ふくらはぎは、衣類や歩行の動作によって摩擦が起こりやすい部位です。
この摩擦が皮膚に刺激を与え、肉割れの悪化や色素沈着を引き起こすことがあります。
綿やシルクなど、肌への刺激が少ない素材の衣類を選び、摩擦を抑えることが大切です。
ふくらはぎに圧がかからないようにする
ふくらはぎにかかる過度な圧力は、肉割れを引き起こす一因となることがあります。
体の使い方や衣類の選び方を見直すことで、ふくらはぎへの負担を軽減することが可能です。
以下のポイントを意識することが大切です。
- 歩行に注意する：
足の指をしっかり使って地面を踏みしめる歩行を心がけ、つま先が浮いた「浮き指」状態を改善する - 姿勢を改善する：
骨盤の傾きや猫背など、姿勢の乱れは重心のズレを引き起こすため、立ち姿勢・歩行姿勢を改善する - 靴選びを工夫する：
高すぎるヒールやサイズの合わない靴は、足裏の接地バランスを崩すため、足に合ったクッション性のある靴を選ぶ - 締め付ける服装を避ける：
スキニーパンツや着圧レギンスなど、強く締め付ける衣類は血行不良や圧迫による肉割れの原因になるため、適度にゆとりのある服装を選ぶ
ふくらはぎに圧がかかる要因は多岐にわたるため、それだけさまざまな対策が必要です。
ふくらはぎの肉割れの治療法
ふくらはぎにできた肉割れは、皮膚の構造自体が変化しているため、自然に元の状態に戻ることは難しいとされています。
そのため、目立たなくするためには、美容医療による治療が現実的な選択肢となります。
ここでは、ふくらはぎの肉割れ改善に用いられる代表的な治療法をご紹介します。
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
ヴェルスカー
ヴェルスカーは、皮膚の表面に極めて細かい傷をつけることで、自然治癒力を引き出し、肉割れを目立たなくすることを目的とした治療法です。
ふくらはぎのように筋肉が発達しやすく、肉割れの発生リスクが高い部位にもアプローチが可能です。
また、ダメージを受けた部分の皮膚にだけ作用するため、健康な皮膚を傷つけることはありません。
また、ヴェルスカーは肌の色味にも作用します。
色素幹細胞が活性化され、白くなった部分にもメラニンの生成が促されることで、周囲の肌色と自然になじみやすくなるのです。
さらに施術後には、高機能セラム「レジストラ」を患部に浸透させます。
レジストラは、コラーゲンの修復や再生を助ける成分「レジストリル」を配合しているため、、治療効果の向上が期待できます。
- 施術時間：両足で約1時間
※ハガキサイズ１枚（10×15cm）が1単位（約30分）
※ふくらはぎの場合、片足ハガキ1枚が目安
- ダウンタイム：おおよそ2ヶ月半から3ヶ月
かねりこふくらはぎの施術は、脚を出すファッションが好きな方に人気な部位です。
センタムメディカルの公式LINEでは、肉割れに関するお悩みや、ヴェルスカーについてのご質問にもお答えしています。
かねりこぜひお気軽にご登録してみてください。
＼クーポン配布中／
フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、真皮層に微細な点状の熱エネルギーを照射し、皮膚の再生を促す美容医療です。
熱刺激によって真皮層が軽度に変性し、それに反応してコラーゲンやエラスチンが活性化され、肌が少しずつ再構築されます。
一度の照射で入れ替わる皮膚の割合は10～15％とされており、肉割れをしっかりと目立たなくするためには、通常5回から10回程度の施術が必要です。
ダウンタイムは10日ほどで、最初は格子状に赤みが生じ、次第に茶色のかさぶたになります。
ヤグレーザー
ヤグレーザーは、ふくらはぎにできた赤みのある初期段階の肉割れに対して有効な治療法です。
肌表面の赤みの原因となっている毛細血管に作用し、それらを収縮させることで赤みを目立たなくしていきます。
痛みやダウンタイムがほとんどなく、比較的短時間かつ気軽に受けられる点がメリットですが、効果が期待できるのは赤い肉割れに限ります。
時間が経過して白くなってしまった肉割れや、肌の凹凸といった構造的な変化には作用しないため、そうしたケースでは他の治療法を選ぶ必要があります。
まとめ
ふくらはぎの肉割れは、筋肉の急激な増減、歩き方や姿勢のクセ、乾燥などさまざまな要因によって起こります。
- ふくらはぎの肉割れは、歩き方・成長・体重変化・筋肉量・乾燥など複数の原因で発生
- 初期の赤い肉割れなら、保湿や摩擦の回避などで目立ちにくくできる可能性がある
- 一度白くなった肉割れは自然に治ることは難しく、美容医療での対処が現実的
- セルフケアでは、肌への刺激を避けつつ正しい保湿と生活習慣の見直しが重要
- 美容医療では、ヴェルスカー・フラクショナルレーザーなどが選択肢となる
ふくらはぎにできた肉割れは、適切なケアや治療によって改善が期待できます。
本記事で解説した内容を参考に、ふくらはぎの肉割れに対処しましょう。
