「気づいたらお腹や太ももに赤い線が…」
「何となくヒリヒリしていて鏡を見ると赤紫色の跡がある」
ふとした瞬間に赤い肉割れに気づき、不安になったことはありませんか?
肉割れというと白っぽい線をイメージされがちですが、実はできたばかりの肉割れは赤みを帯びています。
初期の赤い肉割れは、皮膚が自己修復を行っている段階であり、適切に対処すれば消せる可能性があります。
本記事では、赤い肉割れが気になる方へ向けて、その原因からセルフケア、美容医療による治療法まで詳しく解説します。
「赤い肉割れ」を治したい方へ
まだ赤いうちは経過を見ながらのケアが大切ですが、白くなってからの肌表面の凹凸カバーは「ヴェルスカー」にお任せください。

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赤い肉割れができる原因


肉割れは、皮膚の内側にある真皮が急激な伸びに耐えきれず裂けることで生じます。
初期段階では、裂けた部分から血管が透けて見えるため、赤や赤紫色に見えるのが特徴です。
肉割れができる原因は部位によって異なります。
部位 | 原因 | 特徴・補足 |
---|---|---|
全身・共通 | ダイエットや筋トレ、成長期などによる急激な体型の変化 | 肉割れは脂肪や筋肉の量を問わず、誰にでも起こる可能性がある |
太もも | 脂肪と筋肉がともに多く、体重変化や運動量の増減で皮膚が引き伸ばされやすい | 特に外側にできやすく、気づかないうちに増えることもある |
お腹 | 脂肪がつきやすく、妊娠や急激な体重増加で皮膚が急激に伸びる | 妊娠中は肉割れが起こりやすい |
お尻 | 脂肪が多いうえに、座ることで圧力がかかり、皮膚に負担がかかることで生じる | 自分では見えづらく、肉割れに気づきにくい |
胸 | ホルモンの変化・成長期・妊娠による急なサイズアップ | 下側は脂肪が多く見えにくいため、気づかないまま進行することもある |
ふくらはぎ | 歩き方の癖、成長期、ヒールの着用、筋肉の急成長 | スカートなどで露出することも多く、目立ちやすい部位。姿勢や靴選びも肉割れの起こりやすさに影響を与える |
肉割れは、体型や年齢を問わず誰にでも起こり得ます。
赤い肉割れを消すことはできる?


肉割れは一度できてしまうと、皮膚の性質上、完全に消すことはできませんが、赤い肉割れは適切なケアや治療によって目立たなくすることが可能です。
なぜなら、赤い状態は皮膚内部で炎症や新生血管の活動が続いている肉割れの初期段階だからです。
後述の「赤い肉割れの治し方」でも解説しますが、保湿をしっかり行ったり、適切なクリームを使ったりすることで、赤みの軽減が期待できます。
そのため、赤い肉割れは早い段階での対処が鍵になるため、赤いうちに適切な対応をすることが大切です。
なお、肉割れは状態によって適切な治し方が異なります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:肉割れの治し方!8つの治療法とそれぞれの特徴を詳しく解説
赤い肉割れの治し方


赤い肉割れは、下記の方法で治せる可能性があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クリームを塗る
赤い肉割れは、まだ炎症が続いている初期段階の状態です。
皮膚の修復機能が働いており、適切な成分を含んだクリームでケアすることで、肉割れの改善が期待できます。
現在、赤い肉割れに対して効果が期待されている代表的な成分は下記のとおりです。
成分名 | 主な作用 | 補足 |
---|---|---|
レジストリル | 真皮の断裂を引き起こす可能性がある酵素の働きを抑える | 濃度は2~4%が望ましい |
レチノール (ビタミンA) | 肌のターンオーバーを促進し、細胞の再生をサポート | 使用時は紫外線対策が必要 |
ヘパリン類似物質 | 保湿に加え、抗炎症作用もある | 一般用医薬品や薬用化粧品にも用いられている |
オイル系成分 | 肌の水分蒸発を防ぎ、乾燥による皮膚のダメージを軽減 | ホホバオイル、アルガンオイルなどがある |



かゆみを伴う赤い肉割れには、かゆみを抑えつつ肌の修復も助ける「ヒビケアFT」(レチノール:ビタミンA油配合)がおすすめです。


肉割れがかゆい時の対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:肉割れがかゆい時の対処法は?原因を身体の5つの部位別に解説
ヤグレーザー
ヤグレーザーは、真皮層にまで届くレーザー光によって、赤みの原因となる毛細血管を収縮させ、肉割れの赤みを目立たなくする施術です。
肌への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどないため、仕事や日常生活への影響が少ない点がメリットです。
痛みは比較的軽度で済むことが多いものの、照射範囲が広い場合にはやや強く感じることもあります。
10回程度の通院が必要となり、最短でも約10ヶ月の期間を要します。
Vビーム
Vビームは、赤い色素に反応する波長のレーザーを照射し、毛細血管を破壊して赤い肉割れを改善する施術です。
Vビームを繰り返し照射することで、赤みを徐々に薄くし、肌色に近づけることができます。
施術自体は10〜15分ほどで終了し、ダウンタイムも短いため、忙しい人も取り入れやすい治療です。
赤い肉割れを薄くするためのセルフケア


赤い肉割れは、まだ皮膚の炎症や修復反応が続いている初期段階です。
この時期に正しいセルフケアを行うことで、肉割れの進行を抑え、目立ちにくくすることが期待できます。
セルフケアの基本は、下記の3つです。
ここでは、保湿、摩擦対策、圧力を避けるといった基本のセルフケアについて詳しく解説します。



なお「マッサージ」は予防であって、赤い肉割れのためのセルフケアではないのでご注意ください。
保湿をする
赤い肉割れのセルフケアで重要なのが「保湿」です。
ただし、赤みのある部位は炎症を起こしている状態のため、無理に皮膚を引き延ばすのではなく、さわらず伸ばさずに保湿することが大切です。
また、オイルとクリームを組み合わせる「W保湿」であれば、オイルで水分の蒸発を防ぎ、クリームで水分や有効成分を浸透させることで、バリア機能の回復をサポートできます。
なお、赤い肉割れに使用する保湿剤としては以下のような成分が適しています。
- レジストリル
- レチノール
- ヘパリン類似物質
- オイル系成分
どの成分を使用する場合も、刺激を与えないようにやさしくのせるように塗ることがポイントです。
摩擦を避ける
摩擦は、肉割れの悪化を招く要因の1つです。
赤くなっている部分の皮膚は非常にデリケートなため、衣類や肌同士のこすれが刺激になり、炎症を長引かせることもあります。
特に下着やズボンのウエストまわりなど、肌との接触が多い部分に注意が必要です。
対策は、伸縮性があり肌あたりの柔らかい衣類を選ぶこと、通気性や吸湿性の高い素材を身につけることです。
また、入浴後のタオルで拭くなど肌がこすれやすいタイミングでは、摩擦が起こりにくい動作を心がけましょう。



衣服や下着の上げ下げによる摩擦が、刺激になることもあるので気をつけてください。
これ以上圧がかからないようにする
肉割れのある部位に圧力が加わると、炎症が長引いたり悪化したりする可能性があります。
おしりや太ももなどは、座ったときに負荷がかかります。
長時間同じ姿勢をとるのではなく、こまめに座り直したり、立ち上がったりして圧力を逃がしましょう。
また、クッションで負担を和らげるのも効果的です。
さらに、肉割れのある部分にはサポーターや柔らかい布などをあてて、摩擦や乾燥を防ぎながら、直接の圧力が加わらないようにするとよいでしょう。
服装にも気を配る必要があります。
ピタッとしたパンツや締め付けの強いインナーは血行や皮膚の伸縮を妨げるため、肉割れが悪化する原因です。
寝るときの姿勢にも工夫が必要です。
うつ伏せなどでお腹や太ももに持続的な圧力がかかる体勢は避け、仰向けや横向きで負担を分散させましょう。
赤い肉割れがずっと続くのはなぜ?


通常、肉割れは発生直後に赤みを帯び、時間の経過とともに白っぽい痕へと変化していきます。
しかし、肉割れがずっと赤いまま白くならない場合もあります。
肉割れが赤いのは、皮膚の真皮層が裂けた直後に新生血管と呼ばれる毛細血管が生まれるためです。
新生血管は次第に消失しますが、何らかの理由で残ってしまうと、赤みがなかなか引かないことがあります。
また、そもそも赤みが肉割れによるものではなく、別の皮膚疾患の可能性も考えられます。



「ヴェルスカー」は基本的に白い肉割れを対象とした治療法ですが、赤い肉割れでも発症から5年以上経過している場合は、ご相談のうえで施術が可能なこともあります。
肉割れの疑問や質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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赤い肉割れについてのよくある質問


赤い肉割れについて、下記のような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
それぞれ詳しく回答します。
赤い肉割れと白い肉割れの違いは?
赤い肉割れは、できたばかりの「初期段階」の状態です。
皮膚の奥にある真皮が裂けたことで、毛細血管が透けて赤や赤紫に見えるのが特徴です。
この段階では、まだ肌の修復機能が働いており、適切な保湿や美容医療によって治せる可能性があります。
ただし、完全に消せるかどうかは個々で異なります。
赤い肉割れは、時間が経過すると赤みが徐々に消え、白く線状に変化します。
これは瘢痕化した状態であり、セルフケアでは改善できません。
白い肉割れを目立たなくする方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:白い肉割れを消すには?目立たなくする施術とセルフケアの方法
肉割れの赤みはいつ消えるか?
肉割れの赤みは、通常であれば数ヶ月から1年ほどかけて自然に薄くなります。
ただし、赤みが引くまでの期間には個人差があります。
年齢が若い、生活習慣が整っているなどの理由で皮膚の再生力が高い人や、日常的に保湿や摩擦対策を行っている人は早く薄くなるでしょう。
一方で、スキンケアを怠っていたり、肌に圧や摩擦をかけたりすると、赤みが長引くこともあります。
肉割れの初期症状は?
肉割れは、はじめは赤紫色やピンク色の線が皮膚にうっすらと現れることから始まります。
この段階では、あまり凸凹は目立たないことが多いです。
また、かゆみやピリピリとした刺激を伴うこともあるため、肌の違和感から異変に気づく方もいます。
痩せたら赤い肉割れはどうなる?
痩せたからといって、赤い肉割れが自然に消えるわけではありません。
肉割れは太っていたときに真皮が傷ついてできたものです。
痩せると脂肪が減って皮膚が縮んでハリがなくなり、今まで目立たなかった肉割れが目につきやすくなります。
むしろ、急激なダイエットによって肉割れが悪化する可能性があります。
大切なのは、体型を急激に変えないことと、痩せる過程でもしっかりと保湿を継続すること、筋トレをして身体の中から皮膚を支えることです。



「痩せること」ではなく「皮膚を守りながら痩せること」を意識しましょう。
痩せたら肉割れができる理由と対策については、下記の記事で詳しく解説しています。
ぜひご覧ください。
関連記事:痩せたら肉割れができるのはなぜ?どうなるの?原因と治療方法を解説
まとめ
赤い肉割れは、皮膚の内側にある真皮が裂けて毛細血管が透けて見える初期の状態で、放置すれば白く瘢痕化してしまう可能性があります。
できるだけ早く対処することで、目立ちにくくすることが期待できます。
- 赤い肉割れは皮膚の裂け目が血管を透けさせて見える、初期のサイン
- 部位によって原因は異なるが、成長・体重変化・ホルモンバランスなどが主な要因
- 赤いうちは保湿や摩擦の回避、圧力軽減などのセルフケアが有効
- ヤグレーザーやVビームといった医療施術で赤みの軽減が期待できる
- 時間が経って白くなった肉割れはセルフケアでは改善できず、美容医療の選択が現実的
- 赤い段階で正しいケアを始められるかどうかが、その後の肌状態を大きく左右します。
赤い肉割れに気づいた今こそが、ケアや治療を始めるベストなタイミングです。
本記事で解説した内容を参考に、赤い肉割れを目立たなくしましょう。



「ヴェルスカー」は赤い肉割れは治療の対象外ですが、肉割れに対する疑問や質問を受け付けています。CENTUM MEDICALの公式LINEよりお気軽にご相談下さい。
白くなった肉割れには、美容医療という選択肢も
赤い肉割れはセルフケアやレーザー治療での早期対処が重要ですが、時間が経って白く瘢痕化してしまった肉割れには、別のアプローチが必要です。
センタムメディカルで導入している「ヴェルスカー」は、白くなった肉割れに対し、肌本来の再生力を引き出すことで徐々に凹凸や色ムラを整え、なめらかな仕上がりを目指す治療法です。
残念ながら現代の医療では、肉割れが完全に消えて、無くなることはありません。



どこまで目立たなく変化させるかが、肉割れ治療のゴールです。
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