「気がついたら肌に白い線ができていた」
「昔できた肉割れの白い線を消すことはできないの」
などのお悩みを抱えていませんか?
肉割れは、皮膚が急激に引き伸ばされることで内部の真皮層が裂けてできる皮膚の変化です。
時間が経過して白くなった肉割れは、皮膚の修復が完了していて痕だけが残っている状態で消すのは難しいとされていますが、目立たなくすることは可能です。
本記事では、白い肉割れはなぜ消すことはできないのか、原因や治療法、セルフケアなどについて詳しく解説します。
「白い肉割れ」が気になっている方へ。
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白い肉割れとは


白い肉割れとは、皮膚が急激に引き伸ばされたことで真皮層に傷が生じ、その傷が時間の経過とともに痕になった状態を指します。
できてすぐの肉割れは赤みを帯びていることが多いですが、次第に赤みが引き、皮膚が白く変化していきます。
肉割れには2つの段階があり、1つはできて間もない赤い肉割れ、もう1つは時間の経過により白く変化した肉割れです。
赤い肉割れの段階では皮膚内部に炎症が起きており、比較的早期であればセルフケアで改善が見込めるケースもあります。
一方、白い肉割れは炎症がおさまり、傷の修復が完了している状態を指します。
下記の画像のように、白っぽく光沢のある線が皮膚に沿って走っているように見え、蛇行した細長い模様が特徴的です。


白い肉割れの場合、自然に治る見込みやセルフケアでも改善が期待できませんが、医療機関での治療により目立たなくすることは可能です。
肉割れが白くなるまでの経過


肉割れが白くなるまでの経過として、初めは赤色や赤紫色をしていますが、時間が経つと白っぽくなります。
肉割れの発生後の時間と、肌の見た目と肉割れの変化は以下のとおりです。
時期 | 肌の見た目・特徴 | 肉割れの状態 |
---|---|---|
発生直後 | 赤紫色の線条状跡(ヒリヒリする場合もある) あまり凸凹は目立たない 痒みが起きやすい | 皮膚が急激に伸びることにより、真皮層が裂ける 炎症反応が起きる |
1~3か月後 | 赤みが薄れ、ピンク~薄赤色になる 凸凹は少ない | 炎症が徐々に落ち着く 線維芽細胞が働き出す |
3~6か月後 | 赤みが引き、肌よりやや暗い線になる 徐々に凸凹が現れる | 真皮の修復が進む コラーゲンが再構築される |
6ヶ月~1年以降 | 白っぽく光沢のある線条跡(瘢痕)になる 皮膚が凹んだように見え、触るとわずかな溝を感じることもある | 傷跡が安定し、瘢痕化(真皮層の中でコラーゲンが白く固まる) 色素沈着が徐々に退く |
できた肉割れは、個人差もありますが約6か月~1年経つと炎症は収まり、色は白く落ち着きます。
白い肉割れは消すことができない


白い肉割れは、瘢痕化(はんこんか)という元の皮膚とは違う跡として定着しているため、完全に消えることはありません。
初期の赤みを帯びた肉割れの段階では、炎症が落ち着くことである程度自然に目立たなくなることもあります。
しかし、一度白くなった肉割れは、皮膚がすでに修復された状態です。
そのため、残った痕はクリームやマッサージなどのセルフケアだけでは改善が難しく、ヴェルスカーなどのマイクロニードリングのような美容クリニックでの治療が必要となります。



美容クリニックの治療では、レーザーや高周波を使ったり、皮膚に微細な傷をつけたりして、皮膚の再生を促進します。
白い肉割れを目立たなくする治療法


白い肉割れは、次のような治療によって目立たなくすることが可能です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ヴェルスカー
ヴェルスカーは、白い肉割れや妊娠線に無数の微小な傷をつけることで自然治癒力を促進させる治療法です。
施術では、真皮層でコラーゲンが断裂してできる溝の中だけ塗り潰すように無数の傷をつけます。
その後、ミクロに傷つけた場所にコラーゲンの再構築を促す「レジストラ」を浸透させることで、傷の内側から肌の状態を整えていきます。


他の施術との大きな違いは、「ミクロ」かつ「ピンポイント」に必要な場所にだけを刺激する点と、治療後にレジストラを使用する点です。



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フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーの熱エネルギーを微細な点状に照射することで、皮膚の深部に働きかけ、細胞の再生とコラーゲンの生成を促す治療法です。
照射を受けた肌はダメージを修復しようとする過程で新しい皮膚を再構築し、肌のハリや弾力が高まります。
比較的広い範囲の肌トラブルにも対応可能ですが、1回の施術で劇的な変化が得られるものではなく、繰り返し施術を受ける必要があります。


ダーマペン
ダーマペンは、超極細の針を用いて肌表面に微小な穴をあけ、肌の自然治癒力を引き出す施術です。
微細な傷に対して皮膚は修復反応を起こし、その過程でコラーゲンやエラスチンの生成が活性化されます。
その結果、肌はなめらかさとハリを取り戻していきます。
また、開けた穴を利用して美容成分を浸透させる薬剤導入にも対応できますが、施術後のダウンタイムや色素沈着のリスクには十分な注意が必要です。


ポテンツァ
ポテンツァは、マイクロニードルと高周波(RF)を組み合わせた施術で、肌の再構築力と薬剤の浸透力を高めることができます。
針が皮膚に極小の穴をあけ、そこに高周波が加わることで、肌の深層に熱刺激が与えられ、コラーゲンの再生が促進されます。
治療時の痛みや費用面での負担が比較的大きい一方でダウンタイムが比較的短く、忙しい方でも治療スケジュールを組みやすい点が魅力です。


白い肉割れを増やさないためのケア方法
白い肉割れは、改善を目指すとともに増やさないための対策も必要です。下記のようにケアをしましょう。
それぞれ詳しく解説します。
毎日クリームで保湿をする
肉割れの初期段階は、まだ皮膚の柔軟性が保たれており、適切なセルフケアによって目立たなくなる可能性があります。
そのため、肌の再生力をサポートする保湿ケアが重要です。
保湿力の高いオイル系クリームなどは、乾燥予防としても役立ち、日常的なケアに取り入れやすい選択肢となります。
赤い肉割れに対しては「レジストリル」や「レチノール」、「ヘパリン類似物質」などを含んだクリームが効果的です。



中でもレジストリルは、肉割れに対する効果において根拠がある成分の1つで、メーカー推奨量2~4%以上のものを選ぶことがポイントです。
以下の画像のクリームは、赤い肉割れの改善におすすめです。





自分の肌状態にあった保湿力の高いものを選びましょう。
マッサージをする
定期的なマッサージで血行を促進することで、コラーゲンの生成を助け、肉割れを作りにくくすることが期待できます。
- ただし、赤い肉割れはマッサージをしないでください。
肉割れが赤いのは、まだ炎症している状態であるため、引っ張ることで裂け目が広がることもあります。
紫外線ダメージから肌を守る
肌の健康を守るうえで、紫外線対策は欠かせない習慣の1つです。
紫外線を浴びることで皮膚の奥深くにあるコラーゲンが破壊され、肌の弾力や潤いを保つ力が徐々に低下していきます。
日常的に肌を紫外線から守るためには、SPFやPA値の高い日焼け止めをこまめに塗り直すことに加え、帽子や日傘などによる物理的な遮光も必要です。



また、保湿ケアと紫外線対策はセットで行うことで、肌本来のバリア機能が維持され、ダメージへの抵抗力も高まります。
血行を促す運動と半身浴で代謝を良くする
美しい肌を育てるには、外側からのケアだけでなく、内側からの循環を整えることも欠かせません。
血行が滞ると細胞の新陳代謝が鈍り、肌の修復や再生が遅れがちになります。
日常に軽い運動を取り入れることで、筋肉の収縮が血液の流れを助け、身体の隅々にまで酸素や栄養が行き渡りやすくなります。
また、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かる半身浴も、深部から身体を温めて血流を促進する効果が期待できます。
さらに、入浴中に行うやさしいマッサージは、凝り固まった筋肉をほぐしつつ、血液やリンパの流れを整えるサポートになります。
肉割れの予防については、下記の記事もぜひご覧ください。
関連記事;肉割れを予防するセルフケアのやり方とは?抑えておきたい5つのポイント
部屋の湿度を保つ
肌のコンディションを左右する大きな要因の1つに「空気の乾燥」があります。
特に気温が下がる冬は、外気だけでなく暖房によって室内の湿度も大きく低下しがちです。
このような乾いた空気の中では、肌から水分がどんどん奪われ、角層が硬くなりやすくなります。
結果として、柔軟性を失った皮膚は裂けやすくなり、肉割れのリスクが高まってしまうのです。
加湿器を使用したり、濡れタオルを部屋に干したりといった工夫で、適切な湿度(50~60%程度)を保つことが望ましいでしょう。
出典:ウェザーニュース|専門医が教える! 冬の肌に快適な湿度とは?
まとめ
一度白くなってしまった肉割れは、完全に元通りに戻すことは難しいとされています。
しかし、現在では美容医療の進化により、見た目を大きく改善するための選択肢がいくつも存在します。
- 肉割れには赤い肉割れと白い肉割れの2種類がある
- 赤い肉割れは炎症段階であり、セルフケアで改善が期待できる
- 白い肉割れは修復が完了して痕が残っている状態であり、自然回復が難しい
- 白い肉割れを消すためには美容医療の力が必要になることが多い
「もう隠すしかない…」とあきらめる前に、まずは自分の肌と向き合い、自身に合った方法を試してみましょう。